今日は伝えることのお話。

 

 

パートナーが私の話を全然聞いてくれない。

大好きな彼と毎日LINEで言葉を交わしたい。

子どもと意思疎通ができず、何を考えているのかわからない。

 

 

毎日、たくさんの人と接している私たちは、たくさんの人とたくさんの言葉を交わします。

家族やパートナー、恋人や友達。

 

日本には「以心伝心」、「阿吽の呼吸」、「気持ちを察する」という言葉があります。

言葉や文字を使わなくても、お互いの心を通じ合わせる。

言葉や文字を使わない伝達を美徳と考えることがあります。

 

 

人と人は、長くその関係が続く中で、何となく目の前の人が言いたいことがわかったり、

気持ちを読んだりすることができるようになることもあります。

 

 

言葉にしなくてもわかり合える・・・。

相手の顔色や表情、仕草などから、心の微妙な動きやそのとき考えていることを読み取ることができるのは、

日本人特有の繊細さ洞察力の深さが発揮される素晴らしい瞬間です。

 

 

相手の顔色や表情、仕草から相手の考えを読み取る。

家族やパートナー、恋人や友だち、どんなに近しい関係の人でも、

相手のすべてを読み取り、受け取り、理解することは難しいです。

 

 

自分が今、何を見て、何を聞いて、何を感じ、何を考えているのか・・・。

相手が今、何を見て、何を聞いて、何を感じ、何を考えているのか・・・。

 

 

私たちは、生活の中で目の前の人と言葉を交わし、

自分の感じていること、考えていることを話します。

 

自分が感じていること、考えていることを話したい。

話すことによって、相手に自分を理解して欲しいと望みます。

相手が近しい人であればあるほど、たくさんの時間を掛けて話しをしたいし、

より深く相手に自分を理解してもらうことを望みます。

 

 

自分の感じていること、考えていること、

相手に理解して欲しいことを一生懸命に自分なりの言葉で話す。

 

 

生きているということは、相手と伝え合い、相手を理解し合うということです。

 

あなたは自分の目の前の人を大切に思えば思うほど、

あなたは自分の感じていること、考えていること、あなたが理解して欲しいと思っていることを、

相手にも受け取って欲しい、理解して欲しいと望みます。

 

 

自分の感情や思考、自分の夢や希望のすべてを相手に理解して欲しいと望む。

 

 

相手があなたの大好きな人、相手があなたの大切に思う人であれば、

あなた自身を理解して欲しいと望むことは当然のことです。

相手に話して、自分を理解してもらい、もっと絆を深めていきたい、

もっと深いところでわかり合いたい、分かち合いたい。

 

わかり合いたい、分かち合いたいから、一生懸命自分のことを話す。

 

 

あなたが自分の言葉で、自分のことを話したとき、相手には伝わっているでしょか。

相手に理解してもらえているでしょうか。

 

 

「話す」と「伝える」は違います。

 

 

同じ言葉というツールを使い、あなたの声に乗せて、

あなたから発せられていますが、「話す」と「伝える」は違うこと。

 

 

「話す」は、あなたが自分の話したいように、自分の言葉を使って自分を表現する。

「伝える」は、相手が理解できるように、相手が理解できる言葉を使って自分を表現する。

 

 

「話す」は、あなたが前提、「伝える」は相手が前提。

 

 

あなたがどんなに言葉を尽くしても、相手に伝わる方法で、

相手に伝わる言葉を使って発しないと、相手には伝わりませんし、

相手に伝わらないことは、相手にとって無いことと同じだから、あなたを理解してもらうことはできません。

 

 

あなたが目の前の人に、あなたを理解してもらうことを望むのであれば、

相手の言葉を使って、相手の方法を使って、相手に伝えていく。

あなたは伝えたままにしない。

相手に伝わっているか、相手が理解してくれているかを、

あなたが気にする、あなたが確かめる、あなたが相手の理解を理解する。

 

 

生きることは伝え合うこと、理解し合うことです。

相手に伝え、伝わっていなければ、理解してもらえなければ、また、伝える。

伝わったら、次のことを伝えて、理解してもらう。

 

伝える、伝わる、理解してもらう。繰り返しと相手との循環。

あなたが自分を理解してもらう、あなたが相手を理解する。

 

 

伝え続ける、理解し続ける。

 

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

いつもあなたを応援しています。